フランチャイズでカフェ経営する際の開業資金について

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フランチャイズに加盟すると、開業準備や立地マーケティングといった支援が受けられます。
店舗の取得から、厨房をはじめ店舗のデザインと改装、看板の設置などオープンまで一貫しています。厨房設備、テーブルと椅子、食器などの備品をリースできるフランチャイズもあるので、初期費用を抑えることができます。

フランチャイズでカフェ経営する際の開業資金

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開業後は必要なコーヒ豆や紅茶葉、食材、調味料などカフェで提供するメニューに必要なすべてがフランチャイズ本部から配送されます。仕入れ先との関係を構築したり、仕入れる材料を吟味するのに時間を割く必要がなく、安定供給が約束されています。

いい事ずくめのフランチャイズですが、加盟するには当然のことながら加盟料金が必要になります。加盟料はフランチャイズ運営会社によってばらつきがありますが250万円から600万円です。
これはあくまでもフランチャイズ加盟費ですので、賃貸店舗の契約保証金や礼金、店舗建築費や改装費、食器などの備品を用意する費用はまた別に必要です。
ただし、フランチャイズ本部から内装デザインや材料、資材、設備をまとめて提供してもらえ、市場より安価でできる場合もあります。

カフェ運営のノウハウ提供代として毎月のロイヤリティを支払います。ロイヤリティは売り上げに対するパーセントで決められているところ、席数に対して契約するところ、店舗条件にかかわらず固定費になっているところなど場合によって様々です。

加盟店の売り上げが伸びないと、フランチャイズ本部の売り上げに繋がらないわけですから、開業後も店舗運営のノウハウ、販促活動や売り上げ向上策などのサポートがあります。
個人経営と比べてフランチャイズカフェのネームバリューで集客は楽になります。
その半面独自のメニューを提供すること、メニュー価格や営業時間の変更はできません。

カフェ開業後5年以上続いている個人店が15パーセントに対して、フランチャイズカフェは65パーセントが健全経営を維持しています。高額収入を取るカフェオーナーのほとんどはフランチャイズカフェ経営者です。
個人の個性や発想を否定するわけではありませんが、こだわりや好みだけではカフェ経営は成り立ちません。カフェ経営のノウハウの大切さを証明する事実だといえます。

フランチャイズでカフェ経営するには、店舗の準備金のほかにフランチャイズ加盟料が必要です。
開店後も売り上げや席数などにフランチャイズ本部の規定により、ロイヤリティの負担があります。
フランチャイズに加盟すると、店舗の開店準備から開店後の運営までトータルサポートが受けられます。
その半面フランチャイズ店の名前を背負う以上、決められたメニューしか扱えない、価格変更はできないなどの制約もあります。
フランチャイズに加盟するメリット、デメリットを把握したうえで、開業資金の準備をしていきましょう。

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