カフェを経営したいと思ったら色々と準備をしなければなりません。では、カフェ経営で必要な資格や資金について少しまとめてみましょう。
カフェ経営をするときに資格は必要?
まず、カフェでは飲食店を開業するときに必要となる調理師免許を取得する必要はありません。
しかし食品衛生責任者の資格を取得する必要がありますので、食品衛生責任者講習会を受講しなければなりません。この講習会は各地で定期的に開かれていますので、自分が受けやすいところの会場を選びましょう。講習は1日で終わります。
そして、講習が終わるとお店に掲げることができるプレートを購入することができますが、そこには都道府県の名前が入りますので、もし可能であればカフェの開業地と同じ場所のものにすると良いでしょう。
食品衛生責任者講習会に出席するための資格はほとんど無く、15歳以上で日本語を理解できるのであれば誰でも参加できます。しかし、日程と場所によってはすぐに満席になってしまいますので、早めに参加するようにしましょう。
食品衛生責任者講習会の最後には試験がありますが、これは形式的なものであり、成績が悪くても資格を取得することができますので安心しましょう。講習会のためにかかる費用はどの会場であっても10000円です。
カフェ経営の資金はいくら必要?
では、カフェ経営のためには資金はどれくらい必要となるのでしょうか。一般的には550万円前後であると言われています。もちろんケースバイケースで、賃貸料や機器の費用によっても変わってきます。
資金の内訳としては、ほとんどの部分が賃貸料となります。
店舗の物件を借りるときには半年分ほどの賃貸料の保証金がかかりますので、最初にある程度の出費は覚悟しておきましょう。カフェというのはくつろぐ場所なので回転率は悪く、満席になってもすぐに利益が上がるとは限りません。
それで、賃貸料はあまり高くないところに出店するようにして、SNSなどを使って認知度を高めていくようにすると経営を賃貸料が圧迫することを防げるでしょう。もし、借りた物件が今まで店舗として使われていない物件であるなら内装工事の費用がかなりかかることがあります。
しかし、自ら施工したり、空き店舗を利用したりするならこの費用を浮かせることができます。そして、そろえる厨房機器も中古でそろえたリリースでそろえたりするならさらに費用を浮かせることができます。
カフェ経営には多くの知識に加えて、情報が鍵となりますので、事前の情報収集にも時間をかけるようにしましょう。
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