これからカフェをオープンさせたいときに、カフェの厨房の広さをどれくらいにするのかというのは悩むところです。そして、カフェの厨房の工事費用がどれくらいが相場なのかも知っておきたいと思うでしょう。では、詳しく調べてみましょう。
カフェの厨房の広さの目安は?
カフェをオープンさせたいときにはどのようなイメージのカフェにするのかをきちんと決めておく必要があるでしょう。
こじんまりとしたものとするのか、大きなカフェで大人数を相手にするのかを決める必要があります。そうすると、厨房もどれくらいのお客さんの人数を処理する能力を持たせるかが決まってくるので、広さも決めやすくなります。
もし、今までにカフェをオープンさせたことがないなら、大体10坪くらいの大きさのお店が良いでしょう。厨房の大きさを決める目安は全体の坪数の2割から3割程度とされています。これくらいの大きさのカフェになると、14席から15席ほどを用意することができるので、回転率や利益率をある程度確保することができるでしょう。
厨房の広さもそれくらいのお客さんの注文を処理するくらいの広さとなるので、大がかりなものは必要なくなります。
カフェの厨房の工事費用は?
カフェの厨房の工事費用も事前に計算をしておかなければなりません。基本的には開業資金の中の半分近くは内装費にかかると言われています。
しかし、内装費というのはそれぞれの物件によって変わってきますので、簡単に相場はいくらと言えないのが実情です。そのため、自分が頼んだ業者の言っている値段が高いのか安いのか迷ってしまうことがあります。しかし、ある程度の相場はリサーチすると分かります。
一般的なカフェで、コストのかかる装飾がない場合は1坪40万円前後が内装費用の相場になります。
特に厨房などは1坪30万円から40万円は想定しておきましょう。
しかし、すでに飲食店として使われている物件を見つけるなら厨房の工事費用を大きく浮かせることができます。水道やガス工事が必要とならないので費用があまりかかりません。この場合気をつけなければいけないのは、どうして前のお店が出て行ったかという点です。もし、お客さんが入りにくい立地ならその点をきちんと考慮しましょう。
また、厨房機器をレンタルしたり、リースにしたりすると厨房の工事費用をさらに抑えることができます。そして、少なくとも3つくらいの業者から見積もりを取るとさらに坪単価を抑えることができるでしょう。うまくいくと1坪20万円前後まで下げられるかもしれません。
カフェの厨房のデザインを考えるときにはこれらのポイントを押さえながら計画を建てましょう。
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